理解と納得


大人の関わりを振り返る”理解”と”納得”。それぞれ何が違うの?

CRAYON BOOKの「理解」と「納得」は、"子ども"の理解を促す大人の関わりと"子ども"の納得を促す大人の関わりを振り返る領域です。

「理解」が「知識・経験の促し方」「子どもへの関わり方」「情報の伝え方」の3つの観点から、「納得」が「信頼関係の作り方」「子どもの考え方の尊重」「行動変容の促し方」のそれぞれ3つの観点から振り返ります。

理解

「理解」するとは、人から与えられたり、環境から得られた情報を基にして物事が「わかった!」という状態です。また、情報は知識や経験として子どもの中に蓄積されますが、その時には感覚や感情も一緒に覚えていると言われます。様々な経験の機会を設けたり、日々の声掛けなどによって子どもが触れる情報の量を増やしたり、また情報を与えるときには具体的に伝えるなど質を高くしたりすることを意識します。

  • 知識・経験の促し方の項目
  • 子どもへの関わり方の項目
  • 情報の伝え方の項目

納得

「納得」するとは、自分と相手との関係性で言葉を受け止めたり考えを受け入れたりして、実際に行動に移すこと(=行動変容)が促される状態です。納得できるかどうかの大きなポイントが信頼関係であり、受け入れる土台になります。「この人の言うことなら聞いてみよう」、「この人なら表現を受け入れてくれるだろう」という信頼感や安心感が、子どもたちの行動を促し、のびのびとした自己表現に繋がるでしょう。

  • 信頼関係の作り方の項目
  • 子どもの考え方の尊重の項目
  • 行動変容の促し方の項目