CRAYONとは


CRAYONプロジェクトでは、乳幼児期の子どもの「概念形成」と「自己表現」から才能を発掘するという観点より、日々の環境や大人の関わり方を見直すことを助けることで子育てを応援します。「Child Rearing Assist for YOur Needs」の頭文字をとって、「CRAYON(クレヨン)」と名付けました。直訳すると「あなたのニーズに合わせた子育て支援」になりますが、この " YOUR " には子ども本人だけでなく教育者、保護者など子どもに関わる全ての人が含まれています。

 

日々の子育ての見直す視点を整理したものが「CRAYON BOOK(クレヨン・ブック)」であり、子どもの成長と環境、保育者の関わり方の3つの視点でまとめられたチェック形式のツールになります。3つの視点からそれぞれを把握することで関係性を分析することができるため、育みたい概念や伸ばしたい才能などの「教育のねらい」を明確にし、そのために必要な「環境設定」や「大人の関わり」のエビデンスを提供します。

環境や大人の関わりは?

子どもを取り巻く日常生活や遊びの環境と、大人の関わり方を把握します。

概念形成と自己表現は?

子どものいまの育ちと才能を、概念形成自己表現の観点から把握します。

環境と子どもの関係は?

周囲の環境や大人の関わり方と、子どもの育ちの関係性を分析します。


CRAYONプロジェクトで何が変わるの?

日々の関わりの中で、『CRAYON BOOK』という眼鏡をかけると、様々なものが見えてきます・・・


CRAYON BOOK

CRAYON BOOKは、CRAYONプロジェクトの目的である「乳幼児教育の観点での子育て支援」を実現するために開発された尺度(=チェックシート)であり、対象年齢は0歳児から卒園(※小学校入学前)までです。子どもの身体的な成長発達に合わせて、「0歳用」「1-2歳用」「3-5歳用」と3つに分かれており、それぞれ領域や項目が少しづつ変化していきます。そのため、評価を行う際には子どもの実際の年齢に合わせて選択します。

 

2017年の改定で、『保育所保育指針』・『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』・『幼稚園教育要領』に乳幼児教育の指針が共通化されたことから、CRAYON BOOKはこれらのガイドラインをベースに開発されました。

Logo

CRAYONプロジェトのロゴは、もともと子どもたちが積み木〈〇△□〉を組み合わせたり、クレヨンでぐりぐり色を塗っていたりする様子を表すものから始まりました。それからプロジェクトが進むにつれて、「食育(=食を通した教育)」や「多様性理解」などCRAYONの可能性がぐんぐん広がり、より変化に富んでカラフルな新しいロゴへと変わりました。

  • 登録商標第6199035号 CRAYON (一般財団法人HAN研究財団)
  • 登録商標第6209719号 CRAYON BOOK (一般財団法人HAN研究財団)

CRAYON BOOKの「環境と日常生活」「理解」「概念形成」「納得」「自己表現」の領域カラーでカラフルに。

"R-A-Y-O-N"は、子どもたち、食べ物、楽器、生活用具・・・子どもと関わるいろいろなものに変わります。