「自己表現」の様子を「画像」「音楽」「身体」「言語」「数」の観点で把握する領域です。
CRAYON BOOKの「自己表現(才能発掘)」は形成された概念を基にして感じたことや考えたことを自分なりに表現することと定義されています。つまり、「〇〇はこうゆうもの」というこれまで形成されてきた概念を土台に、「じゃあこうしてみよう」と子どもたちなりの言葉や身振り、手段で表現することです。子どもたちを主体とした自己表現を把握することで、その子の「才能」として発掘し、その才能を活かした関わりを促します。
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感じたことや考えたことを、色や形を活用して表現する頻度を観察する領域です。色や形の知識や表現技法など子どもの選択肢を増やすことで、もっと自由な表現技法を楽しむ力を育みます。
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感じたことや考えたことを、歌や楽器を活用して表現する頻度を観察する領域です。子どもたちの音楽家としての芸術的才能だけでなく、音楽で気分を上げたり落ち着かせたり、リズムを合わせてコミュニケーションをとったりなどの将来的な生活の質(=QOL)を高める土台となる力を育みます。
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感じたことを、身体を活用して表現する頻度を観察する領域です。子どもがどもが自分の身体を理解することを促し、自分の身体に直接触れるものや食べ物への表現力や、自分の身体が無意識に感じてる平衡感覚や筋肉をうまく操る力を育みます。
身体的表現を引き出す保育内容のは、伝承遊びや、音楽的表現と組み合わせた活動が有効です。
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感じたことや考えたことを、言葉を活用して表現する頻度を観察する領域です。遊びや生活の中で言葉を使って自分が言いたいことを主張する力を育みます。
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感じたことや考えたことを、和也量を活用して表現する頻度を観察する領域です。数字が生活に根差していることを実感して、物事を正確に捉えたり、解決の方法として数字を活用したりする力を育みます。